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Sunday, March 22, 2009

夜間病院の役割

前日が金曜日で祝日。天気はイマイチ。
こんな次の日はばたばたと忙しくなることもある。
朝は雪がうっすら積もって寒かったが昼前には暖かくなってきた気配。
でも窓の外を見る時間もなかった。

季節の変わり目だからか、急に病気のコが増えてきた。

5日前から立てなくてぐったりしているコーギーちゃん。
足が立てないのかと思ったらひどい貧血で立つこともできないぐらい具合が悪いようだ。
粘膜の色も真っ白。血液を採取しても普通の1/5も赤血球がないくらい。
赤血球がないと酸素を全身に送ることができなくなるため、呼吸も苦しそう。ちょっと動かしただけでも呼吸が止まりそうなのでそのまま酸素を吸入しながら治療開始。もうちょっと安定しないと検査もまともにできない。

3日前から元気がなく咳込んでいる感じの猫ちゃん。
咳だと思ったら吐こうとしていたようで、血液検査で腎臓の値が測定できないほどスゴい値に。
さらに調べたらどうやらひどい膀胱炎で排尿ができず尿閉塞に。さらにそこから時間が経過して腎臓に問題が生じているらしい。点滴をしながら膀胱にもカテーテルを入れて半日。夜中になんとか電解質濃度だけは正常化した。このままちゃんと尿が出てくれるといいけど。

さらにとどめは以前から心臓が悪くて治療していたシーズーのコが肺水腫になってしまって来院。レントゲンを撮って注射をして酸素室に入れて・・・少し落ち着いたら今度は元気になって大騒ぎ。あんまり騒ぐと心臓に良くないよ〜と思いながら、それでも元気なく苦しそうな状態よりはいいかというところ。このコは明日には退院できそう。家で安静にしていてもらった方がよさそう。

そんなこんなで午前中の診察が2時間遅れで終了。それから手術を2つして、検査をして、午後の診察も1時間以上遅れて終了。なんとか晩御飯を食べ、片付けしながらカルテを整理して、その間に入院のコたちの処置をして・・・なんてしていたら、早朝2時になってました。
とりあえず今日は半日働いたら後はこの入院のコたちと休診日を過ごすだけ。
少なくともドライブや温泉はお預けになりました。

入院したコのおばあちゃんに、「先生のところは夜中は診てくれないの?」と聞かれました。
こんな状態でやってるので、これにさらに夜中に急患が来るととても対応できないし(夜中は私一人で処置してますしね)、その場はしのげても次の日もその次の日も仕事なのでそっちが持たなくなってしまう。いつでも24時間365日対応したい気持ちはあるけど、体力はついて行けない・・・。
いくら通い慣れた病院でも、寝不足でぼーっとした頭で診察されては犬や猫もたまらないでしょう。

これはどこの動物病院でも抱える同じ悩みのようで、数年前に札幌に夜間病院を作るきっかけにもなった。少なくとも車で1時間以内に行ける場所で、深夜でも複数の獣医師/看護師が常駐してきちんとした応急処置をしてくれる設備があるということは、獣医師にも、犬や猫にも、多分ご家族のみなさんにも幸せなことであるはず。





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猫になって暖房のそばでゴロゴロ一日してみたい〜。

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